Protégé in PatentSight+の概要
LexisNexis Protégé™ in LexisNexis® PatentSight+™は、生成 AI を活用したアシスタントです。
質問を入力するだけで、構造化され、視覚的かつ文脈を踏まえた回答を迅速に得ることができます。
Protégé は、PatentSight+ を利用する IP アナリストの視点を前提として設計された AI エージェントです。ユーザーの質問の意図を理解するよう設計されており、チャートやフィルター、ワークフローを手動で操作する代わりに、質問を通じて分析を進めることができます。
なお、Protégé は 従来と同じ PatentSight+ の信頼されたデータ、指標、分析基盤の上で動作します。
Protégéは、質問に対して文章を返すだけの一般的なチャット型 AI ではありません。
ユーザーの意図を解釈し、その内容をもとに、PatentSight+ が持つ分析およびデータの専門性を活用して、信頼性の高い結果を生成します。
PatentSight+ のご利用経験に関係なく、Protégé は煩雑な手動設定を減らし、根拠のある判断をよりスムーズに行えるようサポートします。
Protégé の仕組みとできること
Protégé は、以下の流れで動作します。
- ユーザーが質問を入力します
- Protégé が、実行すべき PatentSight+ の分析を判断します
- 関連するデータを取得し、分析を行います
- 分析結果として、説明、可視化されたアウトプット、背景情報を返します
- Protégé が利用するデータは、25 年以上にわたり世界中の IP チームから信頼されてきた、LexisNexis® が保有・管理する専門的に整理された特許データです。
Protégé は、知的財産の専門家やイノベーションを重視するビジネスリーダー向けに設計されています。
自然な言葉で質問するだけで、専門家の知見に基づいて整理・拡張されたグローバルな PatentSight+ の特許データと、科学的な検証に基づき開発され、業界で実績のある分析手法に基づいた、構造化された視覚的な回答を得ることができます。
Protégé は、単に情報を取得するだけではありません。
ユーザーの意図を解釈し、ベンチマーキングのロジックを適用したうえで、高度な特許分析やデータの専門知識を必要とせずに、構造化され、視覚的に理解しやすいインサイトを提供します。
つまり、質問を入力するだけで、Protégé が 分析に基づいた意味のある結果を返します。
Protégé は、AI による直感的な操作性を提供しつつ、データ品質を損なうことなくご利用いただける設計となっています。
Protégé が他の AI ツールと異なる点
Protégé は、一般的な汎用 AI ツールとは異なり、PatentSight+ における 戦略的な知財意思決定を支援するために設計された AI エージェントです。ポートフォリオの強さ、競合ベンチマーキング、技術動向といった知財領域特有の問いに対応しており、Patent Asset Index、Technology Relevance、Competitive Impact など、LexisNexis® の分析手法に基づいて動作します。
一般的な AI ツールも有用な場面はありますが、PatentSight+ の分析を実行したり、その分析手法を適用するようには設計されていません。Protégé は、出所が明確で追跡可能な PatentSight+ の特許データを用い、目的や判断基準を定めない探索的な気づきを得ること自体を目的とするのではなく、構造化された意思決定を目的とした特許分析を主眼として設計されています。
Protégé は、AI の柔軟性と分析の正確性のバランスを重視しています。同じ質問を複数回行った場合、ユーザーの意図の解釈の違いにより、回答の表現がわずかに異なることがあります。いずれの回答も、特許アナリストの視点に基づき、同一のデータと分析基盤を用いて生成されることには変わりません。
分析の整合性を保つため、Protégé は 数値を生成・変更することはありません。AI は質問の意図を解釈し、どのようにデータを照会するかを判断する役割を担い、グラフや可視化は、PatentSight+ のデータと分析ロジックに基づく決定論的なプロセスによって生成されます。これにより、可視化された結果は常に、基となるデータと整合したものとなります。
確立された知財分析手法に、ビジネスの文脈と統制された分析フレームワークを組み合わせることで、Protégé は、信頼性が高く、実務に活かせるインサイトへ、より効率的に導きます。
Protégé は、以下の点により、構造化された特許分析を支援します。
- 特許アナリストの思考プロセスに基づいて、ユーザーの質問を解釈
- 出所が明確で追跡可能な PatentSight+ の特許データを使用
- 探索的な発見の段階に留まらず、その先の意思決定に直接つながる分析を支援
このアプローチにより、確立された知財分析手法と関連するビジネス文脈を組み合わせ、効率的で根拠のある分析を支援します。
対象ユーザー
Protégé in PatentSight+は、複雑な特許に関する問いに対して、意思決定に役立つ回答を得たい一方で、検索条件の作成や項目設定、ダッシュボード構築といった手動作業に時間をかけたくないユーザー向けに設計されています。
Protégé は、IPアナリストを主な対象として設計されていますが、研究開発(R&D)、経営戦略、M&A、経営層など、幅広い職種のプロフェッショナルにもご利用いただけます。
特許ツールの利用経験が豊富でない方にとっても、技術的な操作のハードルを下げる設計となっており、さまざまな立場のユーザーの分析を支援します。
ユースケースと効果的なプロンプトの書き方
Protégé は、自然な言葉での入力を通じて、さまざまな 戦略的な問い に答えることを目的として設計されています。Protégé にログインすると、いくつかのプロンプト例があらかじめ用意されています。
本記事では、Protégé の使い方をあらかじめ細かく決めることはせず、代表的なユースケースを通じて活用のヒントをご紹介しています。活用例を参考に自由にお試しいただき、実際のご利用を通じたご意見やご感想をお寄せいただけましたら幸いです。
ユースケース
Protégé は、信頼性の高い PatentSight+ の指標および視覚的なアウトプットを用いて、企業・技術・地域の比較に関する質問に対応します。
現時点では、以下のような目的での利用(活用例)を想定しています。
- プレイヤーの特定 - 自社が事業を行っている、または参入を検討している業界における主要プレイヤーを特定する
- 業界構造の特定 - 自社が事業を行っている、または参入を検討している業界全体の構造を理解する
- ポートフォリオの把握 - 企業の特許ポートフォリオの強み・弱みを評価する(SWOT分析)
- ポートフォリオの比較 - 複数企業の特許ポートフォリオを比較し、機会や脅威を評価する(SWOT分析)
- ポートフォリオの最適化 - 戦略との整合性やコスト効率を高めるために、特許ポートフォリオを最適化する
- M&A・提携候補の特定と評価 - 戦略的ポジションや技術力の強化につながる買収・協業の機会を特定する
- クレームの解釈 - 特許請求項の範囲や強度を理解し、戦略的・法務的・R&Dの意思決定に役立てる
プロンプト作成のヒント
Protégé をより効果的に活用するために、以下の点を意識すると効果的です。
- 知的財産やビジネス戦略に関する問いに焦点を当てる(例:特許、競合、ライセンス、イノベーション動向 など)
- Protégé が考慮すべき前提条件や事実を明示する
- 目的やゴール を具体的に伝える(例:「競合企業を評価したい」など)。背景や情報を伝えることで、Protégé はより適切な回答を提供しやすくなります。
- 期待する回答の形式や粒度を指定する(例:簡潔な要約、詳細なレポート、概要レベルの説明 など)
- フォローアップの質問を使って、問いを絞り込む/広げる
- 必要に応じてプロンプトを調整し、追加の質問や期待する内容を補足する(「この点についてもう少し詳しく説明してください」「注目すべきポイントを追加で教えてください」など)
注:AI により生成された内容は、必ず正確性をご確認ください。
利用開始までの流れ
Protégéは2026年初頭に先行プレビュー版を提供開始予定です。早期情報提供や先行アクセスをご希望の方は、AI Insiderプログラムにご参加ください。AI Insiderプログラムにご参加いただいた方には、開発状況や提供開始に関する最新情報を、いち早くご案内いたします。