(対象期間:過去4週間に提供された改善内容です。)
更新の概要
今回のリリースでは、タグを用いた分析機能の提供、ProtégéとPatentSight+間の、よりスムーズなワークフロー、特許検索結果の確認・分析方法の拡充という3つの面で機能を改善しました。
Protégéでの対話形式の分析と、PatentSight+での特許の詳細確認を、よりスムーズに行えるようになりました。ProtégéでPatentSight+のタグを利用し、既存の定義に基づくポートフォリオ、戦略上重要な技術領域、競合他社のウォッチリストなど、あらかじめ整理した特許群を分析対象に指定できます。また、検索条件に一致する特許ファミリーをPatentSight+の結果リストで直接開いたり、結果リストからボタンをクリックするだけでProtégeが要約を生成したりできます。
特許検索結果を詳しく確認・分析する機能も拡充しました。特許ファミリーの情報を項目別にまとめた表で確認・比較できます。また、マトリックスを使って関係性を可視化し、特許群に見られるパターンを調べられます。
主な活用場面:
整理済みの特許群(タグ)を用いた分析:PatentSight+のタグを使い、既存の定義に基づくポートフォリオ、技術領域、競合他社のウォッチリストなど、あらかじめ整理した特許群を分析できます。
ProtégéとPatentSight+を連携させた調査:ProtégéとPatentSight+の結果リストをスムーズに行き来しながら、対話形式の分析、要約の生成、特許の詳細確認を行えます。
表やマトリックス形式を使った分析:項目別にまとめた表形式で特許ファミリーを比較し、マトリックス形式で特許で関係性を調べられます。
ProtégéでPatentSight+のタグを利用
主な変更点
ProtégéでPatentSight+のタグ(Tags)を利用できるようになりました。既存のタグを1つ以上会話に追加し、検索・分析の絞り込み条件として使用できます。
活用のメリット
多くの組織では、戦略上重要な技術領域、競合他社のウォッチリスト、ライセンス供与の候補などに関連する特許群を、PatentSight内のタグ(Tags)で整理しています。ProtégéでPatentSight+のタグを利用すると、複雑なポートフォリオ(Portfolio)の定義をプロンプトごとに入力し直すことなく、整理済みの特許群を直接分析できます。
分析動作
次の操作を行えます。
PatentSight+のタグ(Tags)を1つ以上選択し、検索・分析の絞り込み条件として使用できます。
タグを、オーナー(Owner)、出願日(Filing Date)、国・地域(Authorities)、技術分類などの既存の絞り込み条件と組み合わせられます。
タグで絞り込んだ特許群を対象に、件数の集計、ランキングの作成、KPIの要約、傾向分析、ポートフォリオ比較、指標分析を行えます。
タグで整理したポートフォリオを、競合他社のポートフォリオ、特定の技術分野の特許群、別のタグで整理したポートフォリオと比較できます。
制約と留意事項
Protégéでは、既存のPatentSight+のタグ(Tags)を使って分析対象を指定できます。ただし、タグの作成・編集・削除や、特許ファミリーへのタグの付与はできません。プロンプトでタグを指定するには、あらかじめ「+」メニューまたは「/」コマンドでタグを会話に追加する必要があります。
タグで指定したデータが非常に大きい場合、パフォーマンスと安定性を維持するため、公報単位の分析が制限されることがあります。その際は、分析対象をさらに絞り込むよう求められる場合があります。
活用例:
会話の中でポートフォリオの定義を入力し直すことなく、タグで整理したポートフォリオの出願動向、強み、技術領域をどの程度網羅しているかを比較できます。
ProtégéとPatentSight+の結果リストの連携を強化
主な変更点
ProtégéとPatentSight+の結果リスト(Result List)の連携が強化されました。Protégéの検索結果をPatentSight+の結果リストで直接開けます。また、結果リストから「Protégéで要約(Summarize with Protégé)」を使い、発明の内容を確認できます。
活用のメリット
対話形式の分析と特許の詳細確認を組み合わせることで、調査を進めやすくなります。Protégéで調査の問いを掘り下げ、分析結果を解釈したうえで、その根拠となる特許ファミリーをPatentSight+で詳しく確認できます。また、結果リストからProtégéにワンクリックで遷移し、特許ファミリーが保護する発明の内容をすばやく把握できます。これにより、検索条件を調整するか、そのまま分析を続けるかを判断しやすくなります。
分析動作
Protégéの検索結果を、PatentSight+の結果リスト(Result List)で直接開きます。
検索に使用した検索式と、それに関連するデータが結果リストに引き継がれます。
PatentSight+の結果リストで「Protégéで要約(Summarize with Protégé)」を選択すると、選択した特許ファミリーを対象にProtégéが開きます。請求項に記載された発明の内容と、その技術的な特徴を確認できます。
制約と留意事項
Protégéから結果リストに移動すると、検索式が引き継がれます。ただし、Protégéの会話全体、生成された要約、コメントは引き継がれません。
要約では、特許ファミリーの概要を把握できます。さらに詳しく確認するには、Protégéで追加の質問をしてください。
活用例
Protégéでネズミ捕獲器の技術を調査する場合、検索条件に一致する特許ファミリーをPatentSight+の結果リストで直接開き、詳細を確認できます。
また、PatentSight+の既存の検索結果から「Protégéで要約(Summarize with Protégé)」を選択し、個々の特許ファミリーの内容を確認することもできます。
特許検索結果の確認・分析方法を拡充
主な変更点
Protégéで特許検索結果を確認・分析する方法が拡充されました。項目別にまとめた表で特許ファミリーを比較したり、マトリックス形式で特許の関係性を調べたりできます。
活用のメリット
調査の目的に応じて、データの表示方法を選べます。表では、個々の特許ファミリーの情報を並べて詳しく比較できます。マトリックス形式では、より大きな特許ポートフォリオ間の関係やパターンを調べられます。
分析動作
複数の特許ファミリーの情報を項目別にまとめた表で表示し、比較、並べ替え、ダウンロードを行えます。
表には、発明の名称(Title)、発明の詳細な説明(Description)、請求項(Claims)、要約(Abstract)、リーガル・ステータス(Legal Status)に加え、Market Coverage、Competitive Impact、Technology Relevanceなど、PatentSight+の特許の質を示す指標を含められます。
マトリックス形式で特許指標や分析に用いる関係性を可視化し、パターンや追加調査の着眼点を見つけられます。
制約と留意事項
現在、特許ファミリーの表で利用できる項目は、特許ファミリー代表(Family Representative)、発明の名称(Title)、発明の詳細な説明(Description)、請求項(Claims)、要約(Abstract)、最先の優先権主張日(First Priority Date)、オーナー(Owners)、Market Coverage、Competitive Impact、テクノロジークラスターズ(Technology Cluster)、Technology Relevance、リーガル・ステータス(Legal Status)、CPC分類、IPC分類です。発明者や出願人の情報など、その他の項目は今回のリリースには含まれません。
活用例
複数の特許ファミリーの技術内容、リーガル・ステータス、分類、PatentSight+の特許の質を示す指標を、表に並べて比較できます。