- Reporting Dateをどのように捉えればよいですか?
- 現在のReporting Dateはどのように決まりますか?
- 過去のReporting Dateはどの時点を選択できますか?
- Reporting Dateは分析の何を決めますか?
- 選択したReporting Dateでは、どの特許ファミリーが分析対象になりますか?
- Reporting Date時点の指標は、どの情報を使って計算されますか?
- 過去に実施した分析を後から再現できますか?
- Reporting DateはMarket Coverageなどの指標にどのような影響を与えますか?
- Reporting Dateと公開日、優先権主張日、出願日の違いは何ですか?
Reporting Dateの概要
LexisNexis PatentSight+のReporting Date(報告日)は、端的に言うと 「この特許ポートフォリオは、特定の時点でどのような状態だったのか」を示す概念です。
現在の状態のみを見るのではなく、1年前や10年前など、各時点におけるポートフォリオの構成や評価、時間の経過に伴う変化を把握できます。
Reporting Dateは、利用する場面に応じて次の2つに分けて考えると分かりやすくなります。
検索エリアで指定するReporting Date検索エリアで指定するReporting Dateは、分析対象となるデータの範囲を決めます。つまり、「その時点で利用可能だった情報に基づく特許ランドスケープを表示する」と指定することになります。 これにより、次の項目が決まります。
つまり、分析の基準時点を選択する操作です。
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チャートとテーブルで使用するReporting DateチャートやテーブルでReporting Dateを使用すると、時間の経過に伴う変化を確認できます。 これにより、「このポートフォリオは時間の経過とともにどのように変化したか」を時系列で確認できます。 チャート上の各データポイントは、それぞれの時点におけるポートフォリオの状態を表します。 具体的には、たとえば次のような推移を把握するために使用します。
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最も重要なのは、検索エリアで指定するReporting Dateによって、分析対象の特許ポートフォリオが決まる点です。チャート、指標、インサイトなど、その後の分析はすべて選択した時点のデータを基に行われます。
したがって、Reporting Dateの選択は、ポートフォリオの規模と構成、各指標の値、さらに分析から導く戦略的な判断に直接影響します。
PatentSight+でReporting Dateを設定・適用する方法について詳しくは、 こちらをご覧ください。
よくある質問
Reporting Dateをどのように捉えればよいですか?
Reporting Dateは、分析対象となる特許ポートフォリオを、どの時点の状態で評価するかを定める基準です。分析の目的に応じて、過去の状態を確認する場合は過去のReporting Dateを、現状を確認する場合は現在のReporting Dateを使用します。
過去のReporting Date
- 過去のReporting Dateを使用すると、当時のポートフォリオの位置付けや、当時の情報に基づく意思決定の背景を把握できます
- 過去のReporting Date=2019年当時の貸借対照表を確認するイメージ
現在のReporting Date
- 現在のReporting Dateを使用すると、現時点の競争力と今後の可能性を把握できます
- 現在のReporting Date=2019年に保有していた資産のうち、現在も帳簿に残っている資産のみを確認するイメージ
Reporting Dateを使用したチャートとデータ
- Reporting Dateを使用したチャートでは、ポートフォリオが時間の経過とともにどのように変化したかを把握できます
目的に合った時間軸を選ぶことで、単に適切なデータを確認するだけでなく、目的に合わせた分析ができます。
現在のReporting Dateはどのように決まりますか?
現在のReporting Dateは、特許ランドスケープを確認できる最新の時点です。PatentSight+データベースの週次更新に合わせて、Reporting Dateも更新されます。
過去のReporting Dateはどの時点を選択できますか?
過去のReporting Dateは、各年12月31日時点で取得した固定スナップショットです。現在は2000年以降の各年を選択でき、20年以上にわたる過去の状態を確認できます。選択できるのは、あらかじめ用意された時点に限られます。
Reporting Dateは分析の何を決めますか?
Reporting Dateは、どの時点の特許ポートフォリオを評価するかを決めます。具体的には、次の2点を定義します。
- 分析対象に含める特許ファミリー
- 指標計算に使用するデータ
Reporting Dateは分析全体の基盤となります。選択したReporting Date時点で生存していた特許ファミリーのみが分析対象に含まれます。
選択したReporting Dateでは、どの特許ファミリーが分析対象になりますか?
選択したReporting Date時点で生存していた特許ファミリー(active patent family)のみが対象です。
特許ファミリーを構成する文献のうち、少なくとも1件が次のいずれかに該当する場合、その特許ファミリーは生存とみなされます。
- 係属中の特許出願(pending application)、または
- 登録特許(生存)
Reporting Date時点の指標は、どの情報を使って計算されますか?
指標は、生存特許ファミリーのみを対象とし、引用データなどは選択したReporting Date時点で利用可能だった情報のみを使って算出されます。
分析には後から判明した情報ではなく、当時把握できた状況が反映されます。過去のReporting Dateを選択すると、その時点の特許ランドスケープを実質的に再現して分析できます。
たとえば、次のようになります。
- 選択したReporting Dateより後に公開された特許ファミリーは除外されます
- 指標は、その年のデータと経済指標(GNI)に基づいて算出されます
唯一の例外は、特許の保有情報です。どのReporting Dateを選択しても、特許ファミリーのオーナー(Owner)には、現在の最終権利者(Ultimate Owner)が表示されます。過去に別の組織が保有していた場合も同様です。
また、本来は過去の時点で利用可能であったデータを後から取得した場合や、既存データを修正した場合には、過去のReporting Dateに対応する情報が後から更新されることがあります。
過去に実施した分析を後から再現できますか?
過去のデータに含まれるべき新しい情報が後から追加された場合や、既存データが修正された場合には、過去の分析結果も遡って更新されることがあります。これは、過去の分析を含め、データ全体の正確性を維持するためです。
特許データは継続的に更新される「生きたデータ」であり、PatentSight+データベースも随時改善されています。そのため、過去に得た分析結果を後日まったく同じ形で再現できない場合があります。
ただし、PatentSight+のエクスポートのオプション(Export Options)を利用すると、その時点の分析結果を保存できます。また、検索結果(Search results)として得られ、分析に使用した特許ファミリー群には、タグとタグ付け(Tags and Tagging)を活用して定期的にタグを付けておくことも有効です。これにより、後からリーガル・ステータス(Legal status)、保有情報、評価が変化しても、過去の分析で使用した、または過去の検索で得た特許母集団を継続して把握できます。
Reporting DateはMarket Coverageなどの指標にどのような影響を与えますか?
指標は、選択したReporting Date時点のデータおよび経済指標に基づいて算出されます。
たとえば、次のようになります。
- Market Coverageは、現在のGNIではなく、選択したReporting Dateに対応する年の国民総所得(GNI)を使用して算出されます
これにより、その時点の経済環境およびデータ環境と整合した結果が得られます。
Reporting Dateと公開日、優先権主張日、出願日の違いは何ですか?
現在のReporting Dateは、現時点の特許データを返します。
過去のReporting Dateを選択すると、その時点を基準に特許データを返し、評価します。分析対象となるのは、その時点で生存していた特許ファミリーのみです。ただし、最終権利者の概念は常に現在時点で適用されるため、過去に別の組織が保有していた特許ファミリーでも、現在の最終権利者が表示されます。
公開日(Publication Date)、優先権主張日(Priority Date)、出願日(Filing Date)は、いつでも指定できます。過去のReporting Dateを指定した場合は、その時点のスナップショットに含まれる特許ファミリーを母集団として、これらの日付を分析します。
たとえば検索式に期間に関する項目を追加し、特定の期間に公開された特許ファミリーのみを対象にできます。
画面上部で[期間(Time)]フィルターを選択し、検索式に追加します。
また、分析内の各種チャートやテーブルでも、これらの項目を設定できます。
Reporting Dateの概念や、利用可能なその他の指標についてご不明な点がある場合は、こちらからカスタマーサクセスチームにお問い合わせください。