概要
項目検索モードでの全文検索
構文検索モードでの全文検索
全文検索フィールドへのキーワード入力
全文検索の検索構文
ブール演算子
近接演算子
ワイルドカード
エスケープ文字
ストップワード
句読点
大文字・小文字の区別
概要
PatentSight+ の全文検索(Full-Text Search)は、データベース内のすべての文献について、原文言語に関わらず英語版に対して実行されます。英語原文がない場合は機械翻訳版を使用します。これにより、英語キーワードで世界中の特許文献を検索できます。
注意(Note)
PatentSight+ の全文検索は英語キーワード専用です。他言語でのキーワード検索は現在サポートしていません。
項目検索モードでの全文検索
項目検索(Field Search)では、検索パネル上部の「全文(Full-Text)」をクリックして全文検索フィールドを追加できます。
キーワードを検索する特許文献のセグメントは、「Title」「Abstract」「Claims」「Description」の4つから1つまたは複数選択できます。
構文検索モードでの全文検索
構文検索(Syntax Search)では、用意されたフィルタ要素をクリックする代わりに、検索フィルタへ検索式全体を直接入力します。
どのセグメントでキーワードを検索するかは、次のいずれかの検索式で指定できます。
| 構文 | 短縮構文 |
| Title=( ) | T=( ) |
| Abstract=( ) | A=( ) |
| Claims=( ) | C=( ) |
| Description=( ) | D=( ) |
| TitleAbstracts=( ) | TA=( ) |
| TitleClaims=( ) | TC=( ) |
| TitleDescription=( ) | TD=( ) |
| TitleAbstractClaims=( ) | TAC=( ) |
| TitleAbstractDescription=( ) | TAD=( ) |
| TitleClaimsDescription=( ) | TCD=( ) |
| TitleAbstractClaimsDescription=( ) | TACD=( ) |
| AbstractClaims=( ) | AC=( ) |
| AbstractDescription=( ) | AD=( ) |
| AbstractClaimsDescription=( ) | ACD=( ) |
| ClaimsDescription=( ) | CD=( ) |
全文検索フィールドへのキーワード入力
項目検索では、全文検索フィールドの入力欄に検索したいキーワードを入力します。
構文検索では、全文検索フィールドの等号(=)の後に続く括弧内にキーワードを入力します。
PatentSight+ の全文検索には、キーワードの組み合わせや同義・表記揺れを表現するための各種演算子があります。
- ブール演算子(Boolean Operators)
- 近接演算子(Proximity Operators)
- ワイルドカード(Wildcards)
- エスケープ文字(Escape Characters)
- サブクエリ(Subqueries)
PatentSight+ の検索パネルでは、これらの演算子は緑色のフォントで表示されます。詳細と例は以下のとおりです。
全文検索の検索構文
以下では代表的な演算子の仕様と例を示します。
ブール演算子
ブール演算子は、語の包含・選択・除外を指定するために用います。
| 演算子 | 説明 | 例 | 別名 |
| AND |
AND(論理積)は、この演算子で区切られたすべての語を含む文献を返します。 |
steel AND alloy 両語「steel」と「alloy」を含む文献を返します。 |
& && |
| OR |
OR(論理和)は、この演算子で区切られた語のいずれかを含む文献を返します。 |
steel OR alloy 「steel」または「alloy」のいずれかを含む文献を返します。 |
| || , |
| AND NOT |
AND NOT(否定)は、否定した語を含む文献を除外します。 |
steel AND NOT alloy 「steel」を含み「alloy」を含まない文献を返します。 |
AND ! |
| NOT |
NOT はクエリの先頭でのみ使用します。 |
NOT alloy 「alloy」を含まないすべての文献を返します。 |
! |
|
重要 複数セグメント(例:Title と Claims)を選択してブール演算子を用いる場合、これらのセグメントは一つのテキスト本体として扱われます。 例えば、TC=(steel AND alloy) は次のいずれでもヒットします: |
|
近接演算子
近接演算子は、検索語同士の語間距離(ワードジャンプ)の最大値または正確値を指定します(例:「steel」が「alloy」の近傍)。距離 [n] を省略した場合の既定は5ワードジャンプです。演算子により「最大 n」か「ちょうど n」のどちらかが適用されます。
| 演算子 | 説明 | 例 | 別名 |
| NEAR[n] | 順不同の近接演算子。語同士が最大 n ワードジャンプ以内(順序不問)に出現する文献を返します。 |
steel NEAR alloy 既定の 5 ワードジャンプ以内で両語が出現(順序不問)。 |
W[n] ~[n] [n]D |
| SEQ[n] | 順序付きの近接演算子。語同士が最大 n ワードジャンプ以内で、指定順序で出現する文献を返します。 |
steel SEQ3 alloy 最大 3 ワードジャンプ以内で「steel」が「alloy」より先に出現。 |
WF[n] [n]W PRE[n] WD[n] |
| =NEAR[n] | 順不同・距離ちょうど n の近接演算子。語同士がちょうど n ワードジャンプで出現する文献を返します。 |
steel =NEAR10 alloy ちょうど 10 ワードジャンプで両語が出現。 |
=[n]D |
| =SEQ[n] | 順序付き・距離ちょうど n の近接演算子。語同士がちょうど n ワードジャンプで指定順に出現する文献を返します。 |
steel =SEQ3 alloy ちょうど 3 ワードジャンプで「steel」が「alloy」より先に出現。 |
=[n]W |
| スペース(Space) | 語間のスペースは =SEQ1 として解釈されます。 |
steel alloy 語が隣接し、指定順で出現。 |
ADJ |
| ( ) | 丸括弧は評価の優先順位を変更するために使用します。 |
(steel OR iron) NEAR (alloy OR blend) 左式と右式の語群が最大 5 ワードジャンプ以内(順序不問)。 |
|
重要 近接演算子を使用して複数セグメント(例:Title と Claims)を選択した場合、各セグメントは個別に評価されます。 例えば、TC=(steel =SEQ2 alloy) は次を満たす文献を返します: |
例のヒット: |
優先順位
同一優先度の演算子は左から右へ評価されます。
- サブクエリ(Subqueries)()
- 近接演算子(Proximity Operators)
- NOT
- AND
- OR
ワイルドカード
ワイルドカードは語の一部を置換して、表記ゆれや語尾変化を包括的に検索します。
| ワイルドカード | 説明 | 例 |
| * | 0 文字以上を置換します。語頭での使用(左側トランケーション)も可能です。 |
comput* 「computing」「computation」「computer」など *oxide 「monoxide」「dioxide」「peroxide」など |
| ? | ちょうど 1 文字を置換します。語頭での使用も可能です。 |
analy?e 「analyse」「analyze」 |
| % | 0 または 1 文字を置換します。語頭での使用も可能です。 |
alumin%um 「aluminium」「aluminum」 |
| _ | スペース 1 文字または 0 文字を置換します。 |
air_bag 「air bag」または「airbag」 |
エスケープ文字
引用符 " " は、通常は演算子として解釈される語を「語」として検索するためのエスケープに使えます。
| エスケープ文字 | 説明 | 例 |
" " |
引用符で囲むと語をそのまま検索します。 注:次の文字はインデックスされず検索できません: + = & | > < ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? % : / \ |
"electromagnetic near field" 「near」を近接演算子 NEAR ではなく語として検索。 |
ストップワード
「the」「and」などのストップワードも通常のキーワードとして扱われ、除外されません。
-
steel =SEQ2 alloyは「steel and alloy」にヒットしますが「steel alloy」にはヒットしません。 -
coating =SEQ2 layerは「coating a layer」にヒットしますが「coating layer」にはヒットしません。
句読点
ピリオド、カンマ、ハイフンなどの句読点・特殊記号は、検索フィルタと文献本文の双方で無視されます。
- ピリオド(.)とカンマ(,)
-
coating layerは「coating layer」と「coating, layer」の両方にヒットします。
-
- ハイフン(-)
-
water basedは「water based」「water-based」にヒットします。 -
water-basedは「water-based」「water based」「waterbased」にヒットします。
-
ただし、数値を表す区切りの句読点は例外的に区別されます:
- 「12.5」を検索すると「12.5」にのみヒットし、「125」にはヒットしません。
- 「12,5」を検索すると「12,5」にのみヒットし、「125」にはヒットしません。
- 「125」を検索すると「125」にのみヒットし、「12,5」「1,25」「12.5」「1.25」にはヒットしません。
大文字・小文字の区別
PatentSight+ の全文検索は大文字・小文字を区別しません。
- 「LED」を検索すると「LED」と「led」の両方にヒットします。
- 「composition」を検索すると「Composition」と「composition」の両方にヒットします。
具体例は 全文検索のサンプル も参照してください。